Max For Live で作成された、MIDI EFFECT で、LFO、Envelopeのように、他のデバイスにマッピングするタイプのMIDI EFFECTを使っていて・・・
曲が出来上がった、よし!オーディオエクスポートだ!
そして、オーディオエクスポートが完了して、書き出したWAVを聴いてみると・・・
あれ?おかしい!
DAW上でプレイバックしたときと演奏が違う(というか、Max For Live のMIDI EFFECTの、LFOやEnvelope の動作が反映されていない!)ということが、ありませんか?
この現象は、MIDIトラックにMIDIエフェクトしかない場合に限って起きるようです。
※ LFOやEnvelopeは Max内部で Signal(オーディオ信号) が使われているようで、MIDIトラックでは、MIDIだけ処理すればよいので、オーディオの処理は不要と判断し、Signal関係の処理を無視していると考えられます。
したがって解消法は、何でもよいので、そのトラックにインストゥルメントデバイスを挿入するだけです。
Max For Live の、空っぽのInstrumentデバイスを挿入してもよいですし、問題となっているMIDI EFFECTを、Instrument ラックの中にいれてもOKです。
※インストゥルメントが挿入されることによって、このトラックにはオーディオ信号の処理が必要と判断し、エクスポート時にもSignalの処理を行ってくれるようになります。