Max For Live MIDI Effects の、LFO、Envelope等が、オーディオ/ビデオをエクスポート したときに、正常に反映されない 【Ableton Live】

 Max For Live で作成された、MIDI EFFECT で、LFO、Envelopeのように、他のデバイスにマッピングするタイプのMIDI EFFECTを使っていて・・・

 曲が出来上がった、よし!オーディオエクスポートだ!

 そして、オーディオエクスポートが完了して、書き出したWAVを聴いてみると・・・

 あれ?おかしい!

 DAW上でプレイバックしたときと演奏が違う(というか、Max For Live のMIDI EFFECTの、LFOやEnvelope の動作が反映されていない!)ということが、ありませんか?

 この現象は、MIDIトラックにMIDIエフェクトしかない場合に限って起きるようです。

 ※ LFOやEnvelopeは Max内部で Signal(オーディオ信号) が使われているようで、MIDIトラックでは、MIDIだけ処理すればよいので、オーディオの処理は不要と判断し、Signal関係の処理を無視していると考えられます。

 したがって解消法は、何でもよいので、そのトラックにインストゥルメントデバイスを挿入するだけです。

 Max For Live の、空っぽのInstrumentデバイスを挿入してもよいですし、問題となっているMIDI EFFECTを、Instrument ラックの中にいれてもOKです。

 ※インストゥルメントが挿入されることによって、このトラックにはオーディオ信号の処理が必要と判断し、エクスポート時にもSignalの処理を行ってくれるようになります。

2019年01月04日