例として、ドラムに1クリップ、ベースに2クリップ、コードに2クリップ作りました。(ドラムはオーディオクリップ。ベース、コードは MIDIクリップです)
まずは、クリップの内容を試聴してみましょう。
ベース2×コード2=4パターンの演奏となっています。
では、本題!
midiキーボードで、クリップをコードチェンジする方法です。
まず、ベース、コードのトラックに、MIDI Effect の Pitchを刺します。
次に、ピッチにMIDIマップをアサインします。
midiキーボードのC1を押しながらB1を押すと、ノート/コントロール のところに、Note C1:B1 と表示されます。
そして、最小を0 st 最大を+11 st にしましょう。
コードのトラックのPitchに対しても同様にマッピングします。
では、一旦この状態でクリップを鳴らしながら、C1,D1,E1,F1,G1,A1,B1,C1 と、1小節ごとにキーを押さえた演奏を聴いてみましょう。
あれ?ちょっと変ですね。
ただ、ピッチを変更しただけなので、まるでオーディオクリップのピッチシフトのようになってしまいました。
そこで、MIDI Effects の Scale から、C Major を選択し、Pitchの後ろに挿入しました。
ベーストラックと、コードトラック両方に刺します。
すると、
Cメジャースケールから外れた音は自動的に調整され、その結果、ダイアトニックコード CM7,Dm7,Em7,FM7,G7,Am7,Bm7♭5 になりました。
では、最後にクリップの切り替えと、midiキーによるコードチェンジを同時に行ったサンプルをお聴き下さい。