midiキーボードでクリップのコードチェンジ - ableton live Tips


例として、ドラムに1クリップ、ベースに2クリップ、コードに2クリップ作りました。(ドラムはオーディオクリップ。ベース、コードは MIDIクリップです)

まずは、クリップの内容を試聴してみましょう。

ベース2×コード2=4パターンの演奏となっています。

 

では、本題!

midiキーボードで、クリップをコードチェンジする方法です。

まず、ベース、コードのトラックに、MIDI Effect の Pitchを刺します。

 

次に、ピッチにMIDIマップをアサインします。


midiキーボードのC1を押しながらB1を押すと、ノート/コントロール のところに、Note C1:B1 と表示されます。

そして、最小を0 st 最大を+11 st にしましょう。



コードのトラックのPitchに対しても同様にマッピングします。


では、一旦この状態でクリップを鳴らしながら、C1,D1,E1,F1,G1,A1,B1,C1 と、1小節ごとにキーを押さえた演奏を聴いてみましょう。


あれ?ちょっと変ですね。

ただ、ピッチを変更しただけなので、まるでオーディオクリップのピッチシフトのようになってしまいました。

そこで、MIDI Effects の Scale から、C Major を選択し、Pitchの後ろに挿入しました。

ベーストラックと、コードトラック両方に刺します。


すると、

 

Cメジャースケールから外れた音は自動的に調整され、その結果、ダイアトニックコード CM7,Dm7,Em7,FM7,G7,Am7,Bm7♭5 になりました。


では、最後にクリップの切り替えと、midiキーによるコードチェンジを同時に行ったサンプルをお聴き下さい。

 


2018年03月22日